今回のテーマは「関節」です。
節々の痛み、関節の痛みは非常に不快で深刻です。
時には歩く事さえできなくなります。
関節の痛み、老化を防ぐ基本は、
・関節を覆っている筋肉を強化する
ことと、
・急激な負担(力)を加えない
ことです。
関節のまわりにある筋肉を強化するには、各部位のアイソメトリックスを行なうことが効果的です。
「アイソメトリックス」とは、いわゆる筋トレの事ですが、動かして鍛えるのではなく、むしろ静止して鍛えるトレーニングであり、以下のような特徴をもっています。
・安全である。
・道具は必要ない。
・疲労が少ない。
・どこでもできる。
以下、各部位のアイソメトリックスについて、紹介していきます。
なお、行なう時は、どれも以下の事に注意してください。
・全力をだすこと。
・呼吸を止めないこと。(特に力を入れるとき)
・決して急激に力を加えないこと。
・関節に痛みのあるときは休むこと。
■首
・両手の指を組み合わせ、手のひらを頭の後ろにあてます。
・ゆっくりと、両手で頭を前に押します。
・頭の方は、手に抵抗する形で後ろに押します。
・そのまま7秒間、5?10秒の休みをはさんで、3回繰り返します。
■肩
・胸の前で、両手の指をフックのようにつなぎます。
・ひじを肩の高さまであげます。
・そのまま全力で両手を引っ張ります。
・そのまま7秒間、5?10秒の休みをはさんで、3回繰り返します。
■ひじ
・ひじを直角にまげ、両手を胸の前におきます。
・一方の手のひらを上にして、もう一方のての甲にあてます。
・全力で両手を押し合います。
・そのまま7秒間、5?10秒の休みをはさんで、3回繰り返します。
■手首
・テーブルに向かって座ります。
・両ひじを直角に曲げて、ひじを脇につけたまま、手の甲をテーブルの上に乗せます。
・手の甲で全力でテーブルを押します。
・そのまま7秒間、5?10秒の休みをはさんで、3回繰り返します。
・同じことを、手のひらでテーブルを押す形でも行なってください。
■手指
・両ひじをまげたまま、両手の指先を合わせます。
・全力で、両手の指先どうしを押し合います。
・そのまま7秒間、5?10秒の休みをはさんで、3回繰り返します。
■腰
・仰向けになり、両膝を直角に曲げます。
・両腕を、脇に伸ばします。
・頭、肩、両腕を床から離し、同時に膝を曲げたまま、床から離します。
・そのまま7秒間、5?10秒の休みをはさんで、3回繰り返します。
■膝(1)
・壁に背をつけて立ちます。
・背をつけたまま、両膝を直角に曲げます。
・そのまま7秒間、5?10秒の休みをはさんで、3回繰り返します。
※この運動が辛い場合は、以下を試してください。
■膝(2)
・椅子に浅めに座ります。
・一方の足を床から離して、膝を伸ばします。
・上げている足の指先を真上に向け、力を入れます。
・そのまま7秒間、5?10秒の休みをはさんで、3回繰り返します。
■足首
・壁に手をついて立ちます。
・片一方の脚を上げ、もう一方の足でつま先立ちをおこないます。
・そのまま7秒間、5?10秒の休みをはさんで、3回繰り返します。
■足指
・椅子に座ったまま、両足の指でじゃんけんのグーをつくるように、全力で曲げます。
・そのまま7秒間
・今度はじゃんけんのパーをつくるように、全力で広げます。
・そのまま7秒間
・この二つの動作を、5?10秒の休みをはさんで、3回繰り返します。
これらの運動を、できれば毎日行なっていただくのが理想です。
慣れるまでは大変かもしれませんが、寝る前の30分に行なうなど、これらを習慣にすることにより、関節周りの筋肉が効果的に鍛えられていきます。
もう一つ、関節について、上のトレーニングの他に、意識して欲しいのは、普段の生活でか急激な力(負担)をかけないように注意することです。
例えば、大きなくしゃみを一つしたために、腰痛への引き金につながった人がいます。できるだけ静かにくしゃみをするなど、毎日の動作をソロリと静かに行なうよう、常に意識をしてください。