2008/09/23

好きなものが食べられる体をつくる

みなさん、こんにちは。
今回のテーマは、「食」です。

 今までに紹介してきた、老化を防止するための「体力」「頭の働き」「目の動き」すべて、正しい食生活のもと、適切な栄養が体の隅々に行き渡っている条件があります。

 この連載は、栄養学が目的ではありませんが、今回は老化防止のためのステップの一つとして、適切な栄養の知識について少しだけ紹介しようと思います。

 とはいえ、特別なメニューを考える必要はありません。

 普段行なっている食事のなかで、ほんの少し以下のことを意識するだけ、生活習慣はかなり改善されていきます。


---今回参考にした本
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湯浅 景元 著(平凡社新書)
老いない体をつくる
人生後半を楽しむための簡単エクササイズ

■肉や魚を食べる

 年をとるにつれて、どうしても肉類を避け、さっぱりした食事を取る傾向が強くなってしまいます。
 しかし、全ての体力のもととなるたんぱく質がなければ、体も体力もつくれません。

 日ごろから、ごはんよりもおかずを食べる事に注意し、タンパク質の摂取量を減らさないように心がけましょう。

■よくかんで食べる

 人間がものを食べて栄養素を取り込むときに、「かむ」という非常に重要な動作を行なっています。

 これによって、あごの横にある咀嚼筋(咀嚼筋)という筋肉が動かされ、直接つながっている脳の血流を活発にします。
 よく現代社会は、やわらかい食べ物が増え、かむ事がすくなくなっていると言われていますが、だからこそ意識して、普段からかみごたえのある固い食べ物を食べなければなりません。

■健康な大便ができるような意識を持つ

 健康な人の大便の回数は1日1回です。これを、守るように努力しましょう。大便の出が悪くなり便秘になると、様々な弊害がおこります。
腹部の痛み、張り、ストレスの増加、睡眠不足などです。
便秘になる原因は、結局、
・大便のもととなる食物摂取量の減少
・水分の摂取量の減少

となります。要は、3食しっかり食べて、水を十分に飲む、という、とても当たり前なことが、重要になってくるのです。

■まんべんなく食べる

 老化防止に必要な食物は一種類ではありません。
 様々な種類の食材を、まんべんなく取るように意識してください。

・筋肉の廊下を予防するタンパク質
鶏肉、魚、牛肉、豚肉など

・骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を予防するカルシウム
牛乳、小魚など

・ボケや痴呆症を予防する高酸化栄養素
(1)βカロチン・ビタミンC(パセリ、ブロッコリー、ピーマン、ほうれん草)
(2)ビタミンE(植物油、アーモンド、ナッツ、あんこう、たら)
(3)アントシアニン(ブドウ、赤ワイン)
(4)リコピン(トマト、スイカ、柿)
(5)カテキン(緑茶など)
(6)イソフラボン(大豆など)


 以上、主に食べ物について、摂取する方法を紹介してきましたが、最後に、言うまでもなく摂取しない側の方も注意しなければならないことを、補足しておきます。

 煙草や過剰なアルコール類など、これらを控え、正しい生活習慣を守ることは、様々な悪影響の予防となり、上で紹介した栄養素を効果的に摂取できる体をつくるために、絶対必要となる条件です。
 正しい生活習慣を取り戻し、トレーニングの効果が有効に得られる体づくりを目指してください。