今回のテーマは、「目」です。
人間が外界から受ける情報の80%は視覚からと言われています。
ということは、もし視覚が失われてしまったら、外界からの新しい刺激は著しく減少し、一気に老化が進む事になってしまいます。
特に情報化の進む現代社会では、パソコンなどの電子機器にさらされ、目を酷使する時代です。
普通に生活しているだけでも、視力が低下していく環境にさらされています。
以下に紹介する2つのトレーニングは、通勤途中、仕事の合間、寝る前など、短時間で視力の低下防止に効果的なものです。
■まばたきトレーニング
よく見える目をつくるための基本は、涙の分泌を増やすことです。
涙は、目を健康な状態に保つために決して欠かすことのできないものです。
涙によって、目の表面を常に清潔に保たれます。
また異物が入ったときも、流し出す作用があり、眼球の表面に傷がつくのを防ぐ重要な働きをしています。
ところが、パソコンや携帯での作業が増えてしまった現在、「ドライアイ」に代表される涙の分泌不足による問題が非常に増えてきています。
普段から涙の量を保つ訓練として、まばたきトレーニングがあります。
方法は簡単で、以下の手順に沿って行ないます。
(1)(着用している人は)コンタクトレンズをはずします
(2)目をおもいきり閉じます(5秒間)
(3)目をおもいきり開きます(5秒間)
(4) (2)と(3)をくりかえします。
だいたい、1セット5回くらいを目安にくり返してください。
特に運動が終わった後は、温かいタオルで目をおおうことにより、血行が促進され、さらに効果が高まります。
■目玉トレーニング
目で物を見る場合、眼球の周りにある筋肉を使用します。
ところが、机の上やディスプレイなど、ある1点だけを長時間凝視していると、筋肉が使われなく、どんどん退化していきます。
そのため、ことあるごとに、筋トレを行ない、活性化させる必要があります。以下、3つのトレーニングを紹介しますので、仕事の合間、積極的に行なってください。
(1)左右運動
・両手の人差し指を30センチほど開き、目の前に立てます。
・頭を動かさず、目だけを動かして、左指→右指→左指→右指と、交互に見ていきます。
(2)上下運動
・両手の人差し指を伸ばして、上下に30センチほど開きます。
・頭を動かさず、目だけを動かして、上→下→上→下と、交互に見ていきます。
(3)遠近運動
ピントを合わせる遠近調節機能も、やはり目の筋肉を使っています。
・ボールペンを用意します。
・目の前にボールペンを立てます。
・ペンの軸にかかれている文字に注目してピントを合わせます。
・そのままボールペンを、前後に動かします。
このとき、頭は固定したまま、常にペン軸の文字に注目し、ピントを合わせたままにしてください。
その他、目のトレーニングとしては、電車のなかから背景を追いかけたり、スポーツをしながら動体視力を鍛えるというものがあります。
いずれにせよ、これらは毎日の小さなとりくみにつながる習慣化が必要ですので、わずかな余裕時間を利用しながら、ことあるごとに、これらのトレーニングを意識してみてください。


