2008/09/22

物忘れしない脳をつくる

みなさん、こんにちは。

 今回のテーマは、ズバリ、「老いない頭」をつくる、「ボケ(痴呆症)」防止のためのトレーニングです。

---今回参考にした本 ---
湯浅 景元 著(平凡社新書)
老いない体をつくる
人生後半を楽しむための簡単エクササイズ


「物忘れ」には「健忘」「ボケ」があります。
「健忘」は、いわゆる「ど忘れ」などがありますが、人から聞くと「あぁ、それそれ」と思い出し、完全に忘れるものではありません。これはある年を過ぎれば自然に起こるもので、それほど心配することはありません。
 しかし「ボケ」の方は、何も対処をせずに放っておけばどんどん悪化していきます。

「ボケ」の症状は、

・食事を食べた事がわからない
・身内の顔と名前が一致しない
・今どこにいるのか、答えられない

といったものが有名ですが、さらに症状が進むと、食事や排便がコントロールできなくなり、完全な介護が必要となります。

 ボケは、記憶が完全に消えます。思い出すことができません。
 ボケは、時間や場所の認識ができなくなります。
 ボケは、計算ができなくなります。
 ボケは、新しいことが覚えられなくなります。

 自分がこのような状態にあると認識できれば、すぐに病院へいくことが必要です。
 しかしボケが進行すると、自分が正常なのかそうでないのか、それすらも分からなくしていきます。

 対策として、以下の2つの予防策を紹介します。


■手を動かす

 手、特に手の指は脳と非常に密接につながっており、手を使えば使うほど、脳のたくさんの部分を刺激することになります。

 その意味で、裁縫、手芸、工作、楽器の演奏、書道、絵画など、手を使った趣味を数多く行なうことをお勧めします。

 普段の仕事においても、スケジュール帳に手で書き込む癖をつけることにより、スケジュールノートを日に何度も見て、内容を確認することは、物忘れの防止にもつながります。


■新しい刺激を求める

 人間は、年をとればとるほど、保守的になっていきます。今更、新しい趣味を開拓しようと思う気にならないことが多いです。

 しかし、脳に刺激を与え、活性化させる最も効果的な作業は、今までにやったことのない新しいことをすることに勝るものはありません。

 何も、新しく趣味を増やさなければならないという難しい事でなくてもいいのです。

例えば、
・普段とは違う道を通って帰る
・普段とは違う駅で降りる
・余暇を利用してプチ旅行する

といった、ほんの小さな刺激でもいいのです。

 毎日、同じルートを辿って家に帰る生活よりも、少しでもいつもと違う刺激を与えて脳を活性化することにより、ボケの防止に役立つのです。

 生きている以上、老化は避けられないことです。
 しかし、普段から、意識して生活する事により、その進行の速度を遅くすることは、決して不可能ではありません。